サンプルエフェクトファイル一覧

サンプルファイルの一覧を示します。サンプルのの量が増えてきたので、すべてを掲載するのは大変になってきました。各エフェクトエレメントにはコメントを書いていますので、エフェクトエディタで読み込んで参照してください。

フォルダ 名前 説明
Bend BendUp1 ノートの最初にベンドアップします。四分音符以上の長さの、独立した(前に音がない)か前と同じ高さのノートに適用されます。ベンドアップ開始(2半音下)から終了まで0.5秒です。適用する範囲内にベンドアップデータがあった場合は、最初に削除します。
BendUp2 ノートの最初にベンドアップします。ベンドアップ1よりもカーブが急です。四分音符〜二分音符の、下降音形以外のノートに適用されます。ベンドアップ開始(2半音下)から終了まではノートの長さの65%です。適用する範囲内にベンドアップデータがあった場合は、最初に削除します。最後にベンド値を0に戻します。このサンプルではエフェクトの時間をノートの長さの相対値で決定しているので、比較的短いノートに限定しています。
BendUp3 ノートの最初に2回ベンドアップします。四分音符以上の長さのBendup1とは逆のノートに適用されます。ベンドアップ開始(2半音下)から終了まで0.5秒です。適用する範囲内にベンドアップデータがあった場合は、最初に削除します。
BendUp4 ノートの最初でゆっくりベンドアップします。
BendDown1 ノートの最初にベンドダウンします。四分音符以上の長さの下降音型のノートに適用されます。ベンドアップ開始(2半音上)から終了まで0.5秒です。適用する範囲内にベンドアップデータがあった場合は、最初に削除します。
BrassVib ブラスの大きなビブラートです。3拍以上のすべてのノートに適用されます。,ベンド値は半音換算で0〜3なので、ベンドレンジが3以上になっている必要があります。,滑らかに変化させたいので、Intervalを1にしていますが、データが増えすぎないようにMin.Diff.を10にして抑制しています。効果は2.5秒続きます。
GlissUp1 関数の形を利用して非連続的にピッチを上げます。ピッチ幅は値で指定しているので、どれくらい変化するかはベンドレンジの設定に依存します。ノートの最初から200ティックに効果がかかりますが、関数は最初の方でしか値が変化しないので実際は最初の80ティックくらいまでです。最後にはベンドを0に戻しておきます。
GlissDown1 関数の形を利用して非連続的にピッチを下げます。ピッチ幅は値で指定しているので、どれくらい変化するかはベンドレンジの設定に依存します。ノートの最後から200ティックに効果がかかりますが、関数は最初の半分以上は値が変化しないので実際は最後の80ティックくらいからベンドが入ります。最初と最後にはベンドを0に戻しておきます。
GlissDown2 Min.Diff.を利用して非連続的にピッチを下げます。ピッチ幅は -5〜5 ですが、必ずしも-5半音までのデータが追加され,る訳ではない点に注目してください。ノートの最後から150ティックに効果,がかかります。最初と最後にはベンドを0に戻しています。
MiddleDown1 ノートの最初から1/4音まで下がり、ゆっくりと元に戻ります。ホーン系のゆっくりしたソロに向いています。
Tail-Bendup1 ノートの最後で音程を上げます。長いノートに適用されます。ただし、フィルタはTail Bend Down 1 と逆になります。効果はノートの最後の 0.2秒にかかります。最後にベンド値を0に戻します。Tail-Fade1 と組み合わせて使うと効果的です。
tail-benddown1 ノートの最後で音程を下げます。独立した、長いノートに適用されます。効果はノートの最後の 0.2秒にかかります。Tail-Fade1 と組み合わせて使うと効果的です。
Tremolo-Bar ゆっくりした周期でベンドダウンします。エレキギターのトレモロバーをエミ,ュレートするため、CutOffを使ってベンドダウンだけを追加しています。
UpDown1 2半音下からベンドアップし、またダウンします。F2を適用して、関数の形を少し崩しています。
Vibrato1 ピッチベンドを使ってビブラートをか,けます。イベントの間隔はかなり短くなっています。最後にベンド値を0に戻します。
vib-choke1 ギターのチョークによるビブラートは、基準音より下には下がりません。「CutOff」によりそれをシミュレートしています。四分音符以上の長さの、独立音形以外のノートに適用されます。エフェクトの適用時間を実時間(ms)で指定する事により、ノートの長さに依存しない周期でビブラートをかけています。最後にベンド値を0に戻します。
Vib-Choke2 ノートの途中からビブラートをかけます。周期はだんだん早く、幅はだんだん小さくなります。イベントを追加する間隔(Interval)は1ティックになっていますが、「Minimum Difference」が500に設定されているため、変化量が500を越えないとイベントは追加されません。これはベンドレンジが2である事を想定しているので、2以外の場合には適宜調整する必要があります。
shakuhati1 一度半音下がってから、ゆっくりと元の音程に戻ります。4分音符4個以上の、上昇音型と独立したノートに適用されます。このように、適用するノートにフィルタをかけておき、他のエフェクトと組み合わせてエフェクトグループに登録すると色々なエフェクトを一度にまとめて多彩なエフェクトをかけることができます。
shakuhati2 ノートの後半で音程を上下に揺らします。フィルタは shakuhati1と同じですが、shakuhati1は効果の範囲が前半50%に鳴っているのに対し、こちらは後半50%になっているので、同じノートの前半と広範で別の形のベンド情報がかかることになります。
shakuhati3 音程がやや不安定に2回下がります。shakuhati1 や shakuhati2 とは逆に下降音型とフラットな(前の音と同じ)音に対して適用されるので、同時に使用することができます。
Control HarmC1 ハーモニックコンテントをノートの途中で上げ、最後に元に戻します。全音符以上の長さのノートに適用されます。細かい変化を与えてもあまり意味がないので、「Minimum Difference」を10に設定して10以下の変化は無視するようにしています。最後に値を64にして元に戻します。
Accordion Expressionをやや不規則に上下さ,せます。実際に使う場合は色々曲に合わせて形を変えると良いでしょう。
brightness ブライトネスをだんだん増加し、また元に戻します。ブラス系のロングトーンに使います。4拍以上のノートすべてに適用され、最後に64に戻します。
HarmC1 ハーモニックコンテントをノートの途中で上げ、最後に元に戻します。全音符以上の長さのノートに適用されます。細かい変化を与えてもあまり意味がないので、Minimum Difference」を10に設定して10以下の変化は無視するようにしています。最後に値を64にして元に戻します。
homybright ブライトネスを48-80の間で変化させます。
ホーミー用のエフェクトです。
弦楽器の低音のロングトーンに使うとホーミーのような効果が得られます。
JetEngine Brightnessを徐々に上げて、元の値に模します。
倍音の多い持続音に使用すると効果的です。
また、あらかじめHarmonic Contents を上げておいた方がいいかもしれません。
関数の定義域は選択範囲なので、選択する範囲の長さによって効果が変わります。
Soft Attack1 SoftAttack1エクスプレッションコントロールを使用して、アタック、リリースを緩やかにします。8分音符〜四分音符の比較的短いノートに適用されます。最後に値を127に戻します。
SoftAttack2 SoftAttack2ヴァイオリン奏法などとも呼ばれます。エクスプレッションコントロールを使用して、徐々に音量を上げます。独立した、長いノートに適用されます。効果はノートの最初から長さの10%までにかかります。
Modulation Modulationをだんだん増加し、また0に戻します。ブラス系のロングトーンに使います。4拍以上のノートすべてに適用され、最後に0に戻します。
RangeLefttoRight 定位を左から右に移動します。選択範囲によって移動時間は変わります。
RangeLefttoRight4 定位を左から右に移動を4回繰り返します。
選択範囲によって移動時間は変わります。
Tail-Fade1 ノートの最後で音量を下げます。エクスプレッションコントロールを使用して、徐々に音量を下げます。独立した、長いノートに適用されます。効果はノートの最後の 0.2秒にかかります。Tail-Benddown2 と組み合わせて使えます。
Delete ClearAllPitchBend ピッチベンドをすべて削除します。
ClearPitchBendHalf ピッチベンドを半分に減らします。値が 0、-8192、8191 であれば削除しません。「Delete Every」の値を変えると、任意の割合で削除できます。たとえば、1/3に設定すると、1/3の割合で削除され、2/3のイベントが残ります。
deleteallmodulation すべてのモジュレーションを削除します。
deleteAnyControl ユーザにコントロール番号を尋ね、その番号のコントロールチェンジイベントをすべて削除します。
Fun AMRadio すべての音符に短い間隔で(ほぼ)ランダムにベンド情報を付加します。ベンドレンジは2を想定しています。実行にかなりの時間がかかります。また、音源にかなりの付加をあたえてしまうので、実用的なエフェクトではありません。
Rap-1 Rap(?)変わった形の関数を使って特殊な効果を与えます。すべてのノートに適応されます。ノートの長さが「Apply Range」の値、280ティックよりも短い場合にも適用されますが、その場合関数の形は切り捨てられます。最後にはベンドを0に戻しておきます。「Time Offset」はベンドを追加する場合は通常マイナスの値を指定しますが、このサンプルでは意図的にプラスの値にしています。
WowWow 衛星放送ではありません。Brightnessコントロールを使用して、ホワホワ〜という効果を作ります。2分音符以上のすべてのノートに適用されます。だんだん早く、また効果は小さくなります(Brightnessの初期値は64で、「Value」の範囲も64を中心になっている事に注目してください)。倍音の多い楽器に使うと効果的です。
Test InputTest 入力のサンプル数値を入力すべき所に数値以外を記述すると、実行時に入力できます。このサンプルではベロシティ変更の最小値を尋ねます。
ベロシティを音の高さに従って変更します。最小値(60程度)を入力してください。
Time RandomShift ノートの開始時間を-5〜5の間で(ほぼ)ランダムに移動します。繰り返し使うと、移動量はその倍数になります。
Velo Velo-Pitch ピッチによるベロシティ調整。ノートの高さに応じてベロシティを±30で増減します。元の値を元に増減しますので、他のベロシティエフェクトの適用後にメリハリを付ける事が出来ます。
4beat 4拍子の各ビート毎に大きいベロシティを与えます。値は最大120、最小64です。
LowEmphasis 低いノートほどベロシティを大きくします。範囲が 0-200 と、実際に適用される値 1-127 より大きくなっていますが、これは音高による変化を強調するためです。
Decresc デクレッシェンド ベロシティ値を徐々に減少させ、選択範囲の最後では64まで減少します。Cresc サンプルとの違いに注目してください。
Cresc クレッシェンド ベロシティを、選択範囲の最初で64、最後に 127 まで増加します。
Echo Echo1 ほとんどデフォルトのままのエコーです。
Echo2 一度ボリュームが下がった後でまた上がります。
「Echo Track」という名前のトラックを(無ければ)追加し、そのトラックに16チャンネルでエコーを追加します。
campanella 8分3連符で1オクターブと2オクタ,ーブ上にノートをコピーします。,ピアノのメロディに効果的です。


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